過ごしやすい季節になりましたね。
しかしそんな時期は意外と短く、6月には梅雨が・・・
じめじめベタベタは不快なだけでなく、
カビやダニなどが増殖する原因にもなってしまいます。
節電が叫ばれる中、エアコンなどに頼らずに快適な住まいにしたいものですね。
そこで、調湿機能などを持つ、高機能の内装材をご紹介します。
裸足で歩きたくなるような、さらっとして感触の柔らかいフローリング材や
調湿機能だけでなく消臭効果や防虫効果のある壁材など
高機能な製品が続々登場しています。
加えて掃除やメンテナンスが楽だったり、
トイレや水廻りでも使用できる製品もありますから
取り入れたいお部屋や目的に合わせて選んでみてください。
具体的なご紹介は、次回したいと思います。
以前空き家対策についてのお話をしましたが、
今回は世田谷区の取り組みをご紹介したいと思います。
世田谷区には空き家・空き室が3万5000あるそうです。
うち一戸建ては6200件だそうですが、戸建ては
不法投棄の場所とされたり樹木や草が生い茂るなど、
衛生上も防犯上も問題になりやすくなります。
実際に世田谷区では、近隣からの訴えが年間100件ほどあり、
草刈りなどの軽易な処置も含めて、6~7割程度決着をみたとのことです。
また、空き家・空き室と言っても十分に利用可能な物件も多くあります。
このような物件の活用は以前から行われており、
財団法人せたがやトラストまちづくりによる「地域共生のいえづくり支援事業」や
社会福祉協議会による「ふれあいの家」などの拠点として、20か所以上が
近隣住民のコミュニティづくりに役立っているそうです。
空き家・空き室を有効に活用するには、当然様々な条件や制約があり
なかなか思い通りには進まないようですが、
区の体制を整え今まで以上に増やしていくとのこと、期待したいと思います。
以前紹介した日経新聞の記事では、空家対策として
「所有者に修繕・解体を求める条例を制定した自治体」の事例でしたので
世田谷区は登場しませんでしたが、取り組みとしては行っていたのですね。
他にも頑張っている自治体があるかもしれません。
この対策がきっかけとなり、地域を豊かにする活動が
大きく広がっていくと良いですね。