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2012/10/26 金曜日

~『塗り壁』のすすめ~

カテゴリー: 未分類 — admin @ 14:07:46

最近、健康志向やエコロジーの観点から

漆喰や珪藻土などの 『塗り壁』 が注目されています。

 

安価なクロスと比べると、材料費・施工費共に割高ですが

塗り壁には、独特の優しい風合いはもちろん

調湿性や防火性、断熱性といった機能が多く備わっています。

「インテリア性」「高機能性」を重視する人が増えているため

需要が高まっているのではないでしょうか。

 

『塗り壁』 では漆喰や珪藻土がメジャーですが、

他にも貝殻や炭などを原料にしたものもあります。

先日説明会に伺った 『高千穂シラス』 の原料は、なんと火砕流です。

 

ご注意いただきたいのは、漆喰や珪藻土と謳われている商品でも

漆喰などの素材が少ししか含まれていなかったり、

有害物質が混入しているなどして

本来の性能が活かせていない商品が多数出回っていることです。

 

また、種類によっても性能が異なります。

【漆喰】

・耐久性や耐水性・防火性・抗菌性などに優れている

・調湿性能はあまり期待できない

【珪藻土】

・調湿性能が高く、保温・断熱性に優れている

・自ら固まることができないためつなぎを混ぜるが、

 商品によってはシックハウスの原因になるものもあり、要注意

 

塗り壁を施工する場所や理由、予算に応じて

商品や施工方法を検討されると良いでしょう。

 

「高千穂シラス」 のように、説明会を開催している会社もありますので

是非ご自分の目で確かめて、納得のいく商品を選んでください。

高千穂シラスの説明会の内容は、次回ご紹介したいと思います。

2012/10/22 月曜日

~中古住宅市場の活性化~

カテゴリー: 未分類 — admin @ 14:37:51

こちらでも何度か取り上げている空き家の問題。

社会問題になるほど多いのに中古住宅の売買件数は低迷していて、

空き家は増える一方です。

 

また住宅産業側から見ると、少子高齢化で新築住宅の販売も低迷し、

中古住宅市場が注目されています。

 

このような背景から、官民が連携した中古住宅市場の活性化への

取り組みが動き出しているようです。

今回は、この取り組みをご紹介したいと思います。

 

【中古住宅の情報を集めたデータベースを構築】

 国土交通省が民間業者や学識者を集めて

「中古住宅の情報開示サービス」を目的とした研究会を立ち上げました。

中古住宅の面積や築年数などの基本データの他、

増改築や耐震・省エネ改修の履歴情報も開示されるそうです。

 

【中古住宅の品質を管理する新基準の作成】

不動産業者が中古住宅の価格査定をする際に参考にする基準です。

耐震改修などを考慮した価格設定ができるように作られるそうです。

 

【中古住宅取得・リフォーム向けの低利融資の投入】

長期固定金利住宅ローン「フラット35」の金利を優遇する政策を導入します。

また、従来のリフォームローンは金利が高く、借入期間が短いものが一般的でした。

最近では、購入資金とリフォーム資金の融資がまとめて受けられる

低利で借入期間の長いローンが登場しています。 

 

上記の他に、欠陥が見つかった時に補修費用を支払う保険も導入されるようです。 

 中古住宅が活用されれば経済が活性化し、

空家が減少して地域の活性化にもつながるかもしれません。

利用者の目線に立った、利用しやすい対策を期待したいと思います。