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2009/9/8 火曜日

耐震補強研修会

カテゴリー: 未分類 — admin @ 16:34:37

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の基礎・補強設計研修会に行ってきました。 主に木造在来工法の2階建て住宅の耐震改修について、補強計画をふまえながらの診断についての研修でした。

診断上は築年数や耐力壁の数量からの計算になりますが、実際に補強工事を行っていると建築した際の施工状況や維持管理、立地環境で大きく変わると感じます。

昔だと釘止め施工が主流ですが、その止め方や柱と梁などの接合部の具合、断熱材の有無や床下環境は、一軒一軒が異なりますので建物の耐久性という面で大きな差が生まれます。また、補強工事を行う時も土台や柱が腐朽しているのと、しっかり乾いているのとでは材の強度と、その材に付いている筋交いのつっぱり効果も変わりますので、補強計画が書面上の計算とは異なる事もしばしばです。

地震の被害を防ぐには、まず倒壊しないような補強と非難ができる家にする事だと思います。あまり大掛かりな工事でなくとも、バランスのよい工事を行って地震に備える事が家族を守る事につながりますので、可能な限りで住いを見直してみられることをおすすめします。簡単な事ですが、重い荷物や本などを1階に移動するだけで地震の揺れに対して影響しますし、家具が転倒しないように柱に固定するなどの事でも被害が低減しますので、まずは身近な事からはじめられると良いと思います!

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