~家づくりの価値観が 震災後変化~
日経ホームビルダー6月号に、「家づくりの価値観に変化」
という記事が載っていました。
震災発生の時点で住み替えやリフォームを具体的に計画していた顧客を対象に、
家づくりの考え方が大震災の前後でどう変化したか、を調査したものです。
その中でも変化が顕著な項目を、ピックアップしてみました。
【最重要の条件】 半数が「変わった」と回答
●大幅に減少した項目→費用をできるだけ抑えたい/
最新の省エネ機能を備えた住宅に住みたい/
住宅プランやデザインで希望を叶えたい
●大幅に増加した項目→最新の耐震性能を備えた住宅に住みたい/
災害リスクが少しでも低い場所に住みたい
【プロ選びで最も重視する点】 6割が「変わった」と回答
●大幅に減少した項目→価格の安さ/デザインや企画の優秀さ
●大幅に増加した項目→住宅の地震対策技術に強い
少しコストがかかっても耐震性能を備えたい、
どんなに素敵なデザインでも、耐震性に不安のある住宅には住みたくない・・・
といったところでしょうか。
震災の影響がストレートに出た結果だと思います。
また、個別の意見では
●地震保険
●住宅の耐震性能だけでなく地盤の強さ・改良
●太陽光発電や雨水利用などエネルギー自立型住宅
などへの関心が高まっているようです。
皆さまはいかがでしたか?
一から計画を変更した方もいらっしゃるかもしれませんね。
震災が教訓となって、皆様の住まいづくりに生かされますように。