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2012/7/23 月曜日

~放置される空き家はなぜ増えるのか~

カテゴリー: 未分類 — admin @ 10:33:36

こちらで何度か取り上げている空き家の放置問題ですが、

先日の日経新聞で特集が組まれていましたので、ご紹介したいと思います。 

3月の記事はこちら→http://setaken.sub.jp/blog/?p=429

5月の記事はこちら→http://setaken.sub.jp/blog/?p=497

 

 国土交通省によると、空き家は10年間で約3割増えたとのこと。

世帯数の伸びの鈍化や、少子高齢化が影響しているそうです。

 条例などで対策する自治体が増えているようですが

減る気配が見えないのはなぜでしょうか。

 

記事によると、理由として以下の問題点を挙げています。

【固定資産税の仕組み】

古い家屋が建つ土地を売却するには更地にする必要があるが、

解体費用がかかる上、建物がなくなると固定資産税が6倍になってしまう。

【不動産特有の市場原理】

一つしかない商品のため評価が異なる場合がある。

再開発計画により価値が上がる可能性などから、手放さないことも多い。 

【人の心理】

愛着があったり、手続きの煩雑さ、法律上のリスクなどから

 売却等の行動を取らない傾向にある。

相続人が複数いて話がまとまりにくい、といったケースもある。

 

では空き家を減らすにはどうしたら良いのでしょう。

◆住宅地でも介護施設が建設できるなど、用途地域規制の緩和

◆周囲への迷惑に応じた税金を課すなどの対策

◆自治体など公平な第三者が仲介する制度

記事には上記のアイデアが挙げられていました。

 

空き家になった理由は空き家の数だけあるでしょうし、

行政が個別に対応するには手が足りないでしょう。 

私たち一事業者ができることは何か、今一度考えてみたいと思いました。

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